組合概要
名称 | ニュートロン次世代システム技術研究組合 Technology Research Association for Neutron Next Generation System (略称:T-RANS) |
所在地 | 351-0104 埼玉県和光市南2丁目3番13号 和光理研インキュベーションプラザ405 |
設立 | 2020年9月1日 国土交通大臣認可 |
理事長 | 大竹 淑恵 |
主な事業内容 | 中性子非破壊計測技術の確立に向けた検査技術の標準化 |
主な取引銀行 | みずほ銀行 |
組合員 | 国立研究開発法人理化学研究所 国立大学法人東京工業大学 オリエンタル白石株式会社 株式会社千代田テクノル 株式会社ジャスト 株式会社ランズビュー クリアパルス株式会社 株式会社福山コンサルタント パシフィックコンサルタンツ株式会社 大日本ダイヤコンサルタント株式会社 株式会社NAT 株式会社フォトンラボ パシコン技術管理株式会社 中電技術コンサルタント株式会社 株式会社インフラ・テックソリューションズ 株式会社インフラ・テックソリューションズ西日本 株式会社環境防災 株式会社アイペック |
組合設立の目的
中性子による社会インフラのコンクリート構造物内部の塩分計測技術、および橋梁床板の滞水による内部劣化の可視化技術を確立し実用化に資するために、これら中性子非破壊検査技術の標準化(「コンクリート橋の塩害に関する特定点検要領(案)」等への反映等)を目的とする。
計測技術の方向性
コンクリート構造物の塩害劣化、および橋梁床板の滞水による内部劣化に対する予防保全に資する計測性能を、実用的な小型過般装置で実現し、放射線にかかる安全性を含めた現場での検証をおこない、標準化を目指す。
いよいよ始まる!中性子線でインフラ非破壊検査を実現する「㈱ランズビュー」設立
オリエンタル白石(株)、大日本コンサルタント(株)、(株)福山コンサルタント、(株)理研鼎業は、共同で(株)ランズビューを2023年4月3日付で設立しました。「小型中性子源を用いた日本発の非破壊検査技術により新たなインフラマネジメントを実現し、安心・安全な社会の創出に貢献する」ことを目指します。中性子非破壊検査技術の標準化を目的とする弊組合は、ランズビューとの協力のもと、理化学研究所で開発された世界初の技術である中性子によるコンクリート内部の塩分濃度非破壊計測技術で、予防保全型のインフラマネジメントの実現に貢献します。
詳細は、下記をご参照下さい。
株式会社ランズビュー (ransview.co.jp)
株式会社理研鼎業の報道発表資料(外部サイト)
理事長略歴
大竹 淑惠(おおたけ よしえ)
【所属】
1)国立研究開発法人理化学研究所 光量子工学研究センター 中性子ビーム技術開発チーム
チームリーダー
2)ニュートロン次世代システム技術研究組合 T-RANS (国交大臣認可)
理事長
【略歴】
1984年 早稲田大学理工学部 物理学科 卒業
1989年 早稲田大学大学院理工学研究科後期博士課程物理学及応用物理学 素粒子原子核理論専攻修了 (1989年3月 理学博士取得)
1989年 国立茨城工業高等専門学校電子情報工学科助手
1990年 同校同学科 講師(1996年3月まで)
1993年 京都大学大学院物理学研究科素物性物理学研究室研究員(文部省研究員)
1995年 ラウエ・ランジュバン研究所(フランス、グルノーブル)研究員
1996年 理化学研究所 SPring8合同チーム 協力研究員
1997年 同研究所 播磨研究所 先任研究員
2003年 同研究所 放射線研究室 専任研究員
2011-13年 同研究所 イノベーション推進センターものづくり高度計測技術チーム 副チームリーダー
2013年 同研究所 光量子工学研究領域 中性子ビーム技術開発チーム チームリーダー
2015年 中国 西安交通大学 非常勤教授 博士生導師 現在に至る
2018年 同光量子工学研究センター中性子ビーム技術開発チーム チームリーダ 現在に至る
2020年 ニュートロン次世代システム技術研究組合(国交省) 理事長 現在に至る
【受賞】
2022年10月 日本中性子科学会 学会賞
2020年3月 未来2020 革新素材エネルギー部門 最優秀賞
2020年2月 NEDO TCP 科学技術振興機構賞
2019年3月 日本鉄鋼協会 共同研究賞(山岡賞)
2018年6月 第1回理研栄峰賞
2014年12月 プレジデントチョイス 日本中性子科学会
組合沿革
2020年09月 設立。
2020年12月 技術研究組合運営懇談会に加入。